日本語を全部英語に訳そうとしてませんか?
英語を勉強して、まだ初心者の頃は『まず日本語で文章を作って→英語に翻訳』という風に考えていませんか? 日本語の文章をそのまま英語に訳そうとすると、日常的に使っている言葉でも「あれ!?これってどう言ったらいいだ???」という壁がちょくちょく現れます。「お世話になっております」って英語でなんて言う?
お世話になっております
もはや、あいさつのようなものですよね。
メールでも一番はじめに書くことが多い言葉だと思いますが、
例えば外国人の方に、英語でメッセージを送るとき、この「お世話になっております」はどうしていますか?
・・・正解は「言わなくていい!」です。
多くの日本人にとって「お世話になっております」は頻繁に言いますし、聞きます。
(なんとなく、会話やメールのリズムに入っていますよね)
が、これはとっても日本語的な表現なので、ぴったりな英語表現がありません。
でも、英語ではそもそも「言わないし、聞かない」ので、なくて大丈夫です。
メールを送るときも、すぐ本題に入ってしまいましょう。
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ちなみにGoogle翻訳で「お世話になっております」を英語にすると“We become indebted to”と出てきます。
言葉としては、確かに“お世話になっている”ことを表わしますが、意味としては例えば「事業に失敗して困っていた時にお金を援助してもらった」というような相手を指して「お世話になっている」時に使います。
あいさつ代わりに使う「お世話になっております」とは、(意味的な)重みが違いますね!
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「よろしくお願いします」が”Thank you”!?送るのにドキドキ・・・
言葉の違いは文化の違い!その国の文化や習慣を理解することも大切
日本語の「お疲れ様です」や「よろしくお願いします」もそうですが、言葉にはその国や地域の文化や慣習が影響します。 相手の国の文化や慣習について知識がないと、本当に伝えようとした気持ちが、伝わらなかったり、違った風に感じられるかもしれません。「名物ですよ!」は通じない!?日本とアメリカで違う「産地」の意識
“This is Sendai’s famous banboo leaf shaped fish cake”
となりそうです。 でも、このまま伝えると本来の意図と少し違って伝わるかもしれません。 日本語で「これは地元の名物です」というと、(美味しいから食べてみて)というくらいの意味で、おすすめするときに使われますが、英語だと少し自慢げに聞こえます。 アメリカだと、日本ほど「産地」や「地元の名物」といった感覚が強くありません。(日本ほど、産地へのこだわりがありません) なので、何かオススメするときに「ここで有名なもの」という言葉がしっくりこないのですね。 おいしいものを勧める時には“It’s popular for tourists.”
という方が、無理に「名物」を英語にするよりも、本当の意図が伝わります。文化の違いは肌で感じるのが一番!
『通じた!』成功体験を積みましょう
ですので、自然な英会話を身につけるには、身をもって実践(=たくさん外国人と話すこと!)が不可欠です。 実際に英語で話してみて「通じた!」という成功体験を積むことが、上達への道です。「でも、留学は難しいし・・・」仙台にいながら『留学』体験ができます
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