Hey. How’s everybody doing? It’s Laura.
みんな元気かな?ローラです。
私の本で何度も出てきたgot toという表現ですが、会話ではよく使われます。
現在形だと”get to”なので、get to the station「駅に着く」
など、「到着する」の過去形と思ってしまう人も多いようです。
got toの意味を確認
“got to”は、
・機会やタイミングに恵まれて、ラッキーなことに〜することができた。 ・特別な許可をもらえたので、ラッキーなことに〜することができた。
というポジティブなニュアンスがあり、過去のことを言う時に使われます。
例文をいくつか紹介しながら説明します。
I went to NY. I got to see the Statue of Liberty. ニューヨークに行きました。自由の女神を見ることができました。
この例文では、「ニューヨークに行く機会があった事で、自由の女神を見ることができた」というタイミングに恵まれていたニュアンスが含まれています。
I took two weeks off of work. I got to spend a lot of time with my family. 私は2週間、仕事の休みを取りました。家族と多くの時間を過ごすことができました。
こちらの例文でも、「仕事の休みを2週間も取れる機会があった事で、家族と一緒に多くの時間を過ごすことができた」という、ポジティブなニュアンスが伝わってきます。
このように、機会、チャンス、タイミングよくできた、など文脈により日本語訳は異なりますが、意味はどれも近いですね。
could (できた)とは違うの?
ここで、
「そっか!〜することができた=”could” と同じだ!」
と思った方もいるかもしれません。
日本語で書くと同じに見えますが、ニュアンスが全く違います!
詳細は以下の記事で書いています。
日本では、got toを使う場面で、couldを使う方が非常に多いので気をつけましょう!
追加の例文を書いておきます!
(Did you get to…をCould you…と言ってしまう人が多いです)
不自然な表現
I could go on a business trip to Malaysia last year. It was fantastic. 去年マレーシアに出張で行くことができました。とてもよかったよ。 Our team could participate in the national tournament this year. 今年私たちのチームは全国大会に参加することができた。 Could you see the Eiffel Tower when you were in France? フランスにいるときエッフェル塔を見るチャンスはあった? Could you watch any movies during your flight to Canada? カナダへのフライトの間、映画観れた?(チャンスはあった?)
自然な表現
I got to go on a business trip to Malaysia last year. It was fantastic.
去年マレーシアに出張で行く機会があって。とてもよかったよ。Our team got to participate in the national tournament this year.
今年私たちのチームは全国大会に参加する機会に恵まれた。Did you get to see the Eiffel Tower when you were in France?
フランスにいるときエッフェル塔を見るチャンスはあった?Did you get to watch any movies during your flight to Canada?
カナダへのフライトの間、映画観れた?(チャンスはあった?)
勘違いしやすいmanaged to do
got to doと勘違いしやすい表現が「managed to do することができた」です。
got to do することができた
managed to do することができた
このように日本語では同じように訳されるため、区別せずに使ってしまうことがあります。
managed to doは
何か難しいことをなんとかして(努力して、苦労して)やることができた
というニュアンスで使われます。
一方で、got to doは「それをするための努力をしたか?」は関係ありません。
ただ運が良かっただけ、チャンスに恵まれただけ、という状況です。
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