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【アメリカ人が解説】【could】「~できた」という意味であまり使われない?

ローラ
ローラ

Hey. How’s everybody doing? It’s Laura.

みんな元気かな?ローラです。

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今日は、日本人学習者が自然な英語を学習するとまず混乱してしまう文法についてです。

代表的なものに

could

があります。

みなさんの学校では、

「couldはcan(〜できる)の過去形で、(〜できた)という意味です」

と習ったのではないでしょうか?

“could”は、過去形の「○○できた」という意味であまり使われない?

結論から言うと、実は、”could”は、過去形の「○○できた」という意味であまり使われません。

(後で紹介しますが、例外があります)

では、会話でよくでる「○○できた」はどういえばいいのでしょうか?

過去の「~できた」は…

I was able to swim. 私は泳ぐことができました。

の様に be able to の過去形を使うのがおすすめです。

もちろん、「I could swim.も文法的にあっている」という意見もありますが、多くのネイティブスピーカーは違和感を感じるでしょう。

この文だけでは、「泳げました。」という意味では通じない可能性が高いです。

couldが使われるとき

「泳げました」という意味でcouldを使いたい場合、少なくとも、

I could swim when I was a child.

私は子供のころ泳ぐことができました。

の様に、

はっきりと過去のことだとわかるcontext(文脈)

が必要になってきます。(理由はあとで説明しますね!)

couldを「できた」という意味で使いたくなる理由

学校で教わった以外にも、couldを「できた」という意味で使いたくなってしまう理由があります。

肯定のcouldは「~できた」という意味であまり使われないのに、

否定形の「~できなかった」ではcouldn’tが使われることです。

「~できなかった」という文脈で [could + not] が使われるため、

「~できた」で [could] を使ってしまうんですね。

例文を紹介していきます。

I ran fast, but couldn’t catch the bus.  速く走ったけど、バスに乗り遅れた。

I couldn’t do it. それできなかったんだ。

この上の文はとても自然ですが、肯定文の

I ran fast and I could catch the bus.  速く走ったのでバスに乗れた。

I could do it. それできたよ。

これは不自然な文になってしまいます。

canの過去形、couldは未来形??

では「couldを肯定文で使う」とどんな表現ができるでしょうか?

You could go out for dinner tonight. 今夜外食に行けるんじゃない?

We could watch a movie after lunch. ランチ食べたら映画を見よう。

このようにcouldは

この先に行うことの提案

によく使われます。

そのため、上で説明したように、過去の(〜できた)という意味でcouldを使うときは

はっきりと過去のことだとわかるcontext(文脈)

が必要になってくるんですね!(じゃないと未来の話と思われてしまいます。)

まとめ

  • couldは肯定文で「~できた」という意味で使うとき、状況が限られる
  • 否定文では自然につかう
  • couldを肯定文で使うとき、「未来に行うことの提案」を表すことがある

少しややこしいですね!

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