Hello! こんにちは、ローラです。
Hey. How’s everybody doing? It’s Laura.
みんな元気かな?ローラです。
今日はレストランでの注文を通して可算名詞と不可算名詞のイメージをつかんでいきましょう。
レストランで無料のお水を頼むときの可算・不可算
突然ですが、クイズです。
あなたはアメリカのレストランにやってきました。
店員さんがあなたに ”Would you like something to drink?”(お飲み物は?)と尋ねます。
あなたは『無料の水が欲しい』と答えようとしています。
さて、以下のうちどの文が使えてどの文が使えないでしょう?
1. Can I have some water?
2. Can I have a water?
3. Can we have three waters? (友人の分も合わせて伝えている)
1にはsomeが、2にはaが、3には数(three)と複数形の-sがついていますね。
「たしか”water”は液体の不可算名詞だからaも複数形の-sもつかないはず…」
そう考えたあなた、よく勉強していますね!
その通り、2と3は不可算名詞”water”にaや数や-sがついているので誤り。
正解は、自然な英語は1だけです。
“some”は不可算名詞にも使えるので、”some water”が自然です。
2と3でも一応通じますが、ネイティブからすると違和感がありますね。
これについてTwitterで補足の質問をいただきました。
2.は、Can I have a glass of water?ならありですか?これも不自然?
2の表現はそれで大丈夫ですよ!
3.について、無料の水を複数欲しい場合は、どのように伝えれば自然ですか?
日本では「お冷(ひや)3つください」がとても自然なのでつい”three waters”にしてしまいがちですが、その場合は”water”に-sをつけるのではなくて”glass”を複数形にして
”three glasses of water”
にしましょう。
レストランでコーヒーを注文するときの可算・不可算
では次の問題はどうでしょうか?
あなたはアメリカのレストランでコーヒーを注文したいと思っています。
次のうちどの文が使えてどの文が使えないでしょう?
1. Can I have some coffee?
2. Can I have a coffee?
3. Can we have three coffees?
“water”という液体に関しては、不可算なので「基本的に”some water”が自然」と説明しました。
コーヒーも同じ液体ですね!
では”water”と同じように1でしょうか?
実は、自然な表現は2と3なんです!(3は他に二人がテーブルに来るのかもしれませんね)
では、どのような感覚から、レストランでは、
✴︎ waterは数えられない
✴︎ coffeeは数えられる
という扱いをするのでしょうか??
今までの感覚からすると、「両方液体なのに…」と不思議に思いますよね。
無料か、有料かで変わる!?可算・不可算の感覚
同じ液体なのに、可算名詞になったり、不可算名詞になったり…
実はこの違い、無料か、有料メニューかの違いからきています。
★無料→メニューになく、量が決まっていないので不可算名詞扱い
★有料→メニューとして存在していて、ひとつぶんの量が決まっている(カップ、グラス単位)ので数える
“a coffee”や”three coffees”など文法的に間違っているように見えるのに、レストランやカフェで注文するときはこれが最も自然な数え方だなんて、おもしろいでしょう?
ですので、もし有料のお水がメニューにあるなら、”a water”も有り得ます。
(まぎらわしいので普通はメニューに載っているそのお水のブランド名を言うと思います)
逆に無料のお水が欲しくて”a water”と言うとやはり不自然に聞こえてしまいます。
ちなみに冒頭のクイズはTwitter上で皆さんに質問したのですが、そのベストアンサーはこちら。
”オーストラリアのレストランで2ヶ月働いているのですが、Water は 数えられるbottle of water と数えられない無料のtap water があるのに対し、無料のコーヒーは無いので1杯のコーヒーという風に数えられるからかな??と思いました…”
Perfect!!
友達に「コーヒーもらえないかな?」と聞く場合
ここまで読んだ方はもうお分かりだと思いますが、
【友達の家に遊びに行って、「コーヒーもらえないかな?」と聞く場合】
はどうでしょうか??
Can I have some coffee?
Can I have a coffee?
のうちどちらでしょう?
そうですね!
Can I have some coffee?
となります。
レストランでは”a coffee”と可算だったのに、「友達の家」と場所が変わると”some coffee”と不可算扱いになります。
友達はコーヒーを定量で販売しているわけではないからですね。
このように、単に「液体は不可算名詞!」と暗記するだけでなく、可算と不可算の感覚をイメージできるようになると、英語がぐっと“生きて”きますよ!
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