【アメリカ人が解説】大げさなmillion? “a million times”

毎日雨続きですね…仙台の梅雨は涼しいのでまだいいのですが。

今日は”million”についてです。

millionと聞いて最初に思い浮かぶのは、”a million dollars” １００万ドル（１ドル１００円とすると１億円） かも知れませんね。映画や海外のドラマ、経済ニュースなんかでよく耳にします。

金額や数の単位というだけではなく、通常の会話でも、こんな使い方をされます。

A: Are you okay?   大丈夫？

B: I’m thinking about a million things.　色々考え事しててて。

A: Do you have time after work?  仕事の後時間ある？

B: No, I’ve gotta do a million things.　いや、やることがたくさんあってさ。

１００万ではなく、「たくさん」とちょっと大げさに言いたいとき、強調したいときに”millon”をよく使います。

A: He still doesn’t know how to use the machine. 彼まだあの機械の使い方わからないの。

B: I’ve told him how to use it a million times!　何回も教えたのにな！

「たくさん」と言う時、”many”以外にも”millon”はよく使われます。覚えたフレーズはすぐにレッスンで使ってみましょう！

コメントでご質問をいただきました

確かに、a million dogs とパッと見ると、複数形（しかも100万？）なのに、なぜ”a”がつくの？
と不思議に思ってしまうかもしれませんね。

✅　(a million) dogs
❌　a (million dogs)

数学のように（）でくくると、a がどこにかかっているのか分かり易いと思います。ここでは”million”だけにかかっているんですね。

ちなみに、例文のような強調で
a million times (何回も何回も) とは言いますが、
two million times …. とは言いません！

だけど…

なぜか、
90 million times は使われます💦 （何回も何回も何回も…ぐらいの意味で覚えてください。強調度にそんなに差はないです。）