今日はLauraが気づいた日本とアメリカのちょっとした文化の違いについて書こうと思います。
「家族のメンバーの呼び方」です。どういうことかというと、日本とアメリカでは、会話などで家族の誰かが話題に出た時、名前の呼び方に違いがあります。
例えば、
日本人が家族の誰かについて話そうとする時、(ここでは息子さんとします)
「うちの息子がどこどこに出かけて…」と「息子」(英語では”son”ですね)という呼び方を使います。
これを英語を話している時も同様に、
“My son went out for …..” と表現します。そして、その会話では何度も何度も”son”という呼び方が登場します。
確かに英文は合っていますが、ネイティブからするとちょっと不思議に思うようです。
英語の会話では、初めてその「息子」の話を出す場合は、
“My son, Keisuke went out for….” (うちの息子、Keisukeがどこどこに出かけて…)
このように、最初に息子さんの名前を出して、その後の会話ではもう”son”は使わず、Keisukeという名前を使うのが自然です。
日本人の会話では親しい間柄だと、名前で呼んだりもしますが、アメリカ人は初対面の人でも一度son=Keisuke を伝えた後はもう、個人名を使います。
同様に、既婚の方がその相手を話題に出すときに「夫、妻」を直訳し、”My husband” “My wife”と会話中に言い続けてしまう方がほとんどです。
英語の会話では、最初に”My wife, Yumiko bought a new book….” の後は、もう”wife”を使わず、名前で呼びつづけます。
日本ではお子さんがいる家庭で、「お母さん、お父さん」もしくは「パパ、ママ」と夫婦で呼び合う人もいますが、アメリカ人が見ると驚くそうです。
家庭内での役割で呼ぶか、個人名を呼ぶか、文化の違いですね。
ちなみに、自分の両親を会話で出す時は、日本語同様、英語でも”my mother, my farther”もしくは”my mom, my dad”ですね。
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