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【アメリカ人が解説】外干し禁止!?アメリカの洗濯事情と洗濯に関する英語表現

アメリカの文化
jill111 / Pixabay
Laura
Laura

Hey. How’s everybody doing? It’s Laura.
みんな元気かな?ローラです。

皆さんは「アメリカでは洗濯物を外に干さない」という話を耳にしたことがありませんか?

これは真実なのか、それともただの噂なのか。

今日は日本とアメリカの洗濯事情の違いを取り上げたいと思います。

(洗濯に関する英語表現も解説します!)

アメリカでは洗濯物を外干ししたらダメ!?

はい、これは多くの州で事実です!

In the US, we don’t hang our laundry out to dry!
(アメリカ合衆国では洗濯物を外に干しません!)

Many neighborhoods have a “clothesline ban,” which means they are not allowed to hang laundry outside.
(多くの住宅街では『洗濯干しの紐禁止令』があって、洗濯物を外干ししてはいけないという意味です。)

Generally people don’t like to see hanging laundry and there is kind of a stigma about it.
(一般的に干してある洗濯物は好まれず、ちょっと恥のような感覚があります。)

Almost everyone uses a dryer.
(皆たいてい乾燥機を使います。)

洗濯物によって景観が損なわれ物件の価値が下がるというのが一番の理由です。

高級住宅街ではまず外干しを見ることがありません。

住民同士の取り決めで禁止になっている場合もあります。

日本では晴れた日の洗濯物はとても清潔で良いイメージがありますから、感覚が正反対なのは面白いですね。

何十年も昔は外干しも普通だったのですが、便利で強力な乾燥機が登場するにつれ、「外干し=景観を損なう、(乾燥機を買えない)貧乏臭さ、治安が悪い」というイメージがついてしまいました。

外干しの代わりに乾燥機を使用するか部屋干しするのが一般的です。

私自身、これは今でもなかなかやめられない習慣です(笑)

乾燥機なら2~3時間で皺もなくフワフワに仕上がりますから、何と言っても便利です。

実際、法の有無に関わらず乾燥機を使うのが一般的なので、日本のピンチハンガー(洗濯ばさみのたくさんついた、靴下などを干すハンガー)のような便利グッズはアメリカの店では見たことがありません。

とはいえ、近年はエコロジー意識の高まりにより”Right to Dry(乾かす権利)”運動が起こり、「外干しを禁止することを禁止する」規則を通過させる州も増えてきたようです。

何て言う? 洗濯に関する英語表現

さて、ここまでに出てきた洗濯用語をいくつか英語で言ってみよう!

洗濯機=washer

乾燥機=dryer

洗濯物=laundry

洗濯をする=do the laundry

洗濯物を干す=hang the laundry (to dry)

洗濯物を外に干す=hang the laundry outside

洗濯物を中に干す=hang the laundry inside/indoors

洗濯バサミ=clothespin

“laundry”の発音は日本語の『ランドリー』と少し異なり[lɔ́ːndri]なので注意しましょう!

他にも言いたくてもなかなか出てこない洗濯に関する英語表現

クリーニング屋=dry cleaners

 

私はよくクリーニング屋に服をもっていきます。
I often bring my clothes to the dry cleaners.

 

ウールのセーターはクリーニング屋に出した方がいい。
It’s best to bring your wool sweaters to the dry cleaners.

コインランドリー=laundromat

 

コインランドリーで毛布を洗いました。
I washed my blanket at the laundromat.

 

梅雨の時期は多くの人がコインランドリーの乾燥機を使います。
During the rainy season, lots of people use the dryers at the laundromat.

近年は日本でも『柵を超える高さに洗濯物や布団を干してはいけない』というルールがあるマンションが増えてきました。

『洗濯物=景観を損なう』という価値観が日本にも導入され始めたこともまた、同時に興味深いと思います!

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