Hey. How’s everybody doing? It’s Laura.
みんな元気かな?ローラです。
日本語で、「オッケー!」と聞くと、すごくポジティブな意味に聞こえますよね。
英会話でも、このおなじみのOK!を使う日本人学習者は多いです。
私の本でも、”Okay.”を使った感情表現を紹介しました。
今日は、英語の”Okay.”と日本語の「オッケー!」のニュアンスの違いについて紹介します。
How are you?に対する返事
How are you?
I’m okay.
良くも悪くもない、通常通り。
“How are you?”に対する返事としても使われます。
この例文の”okay”はどうでしょうか?
A: How are you?
B: I’m a little tired, but okay.
A: 調子はどう?
B: 少し疲れてるけど、まあ大丈夫。
A: How was your lunch?
B: It was okay. A little too salty.
A: お昼はどうだった(おいしかった)?
B: まあまあかな。少ししょっぱかったの。
A: How was the movie?
B: It was okay. Not as good as I had hoped.
A: 映画どうだった?
B: まあまあかな。思ってたよりそんな良くなかった。
どうですか?あまりポジティブな感じはしませんね。
このように、ネイティブの会話では「まあまあ」「悪くはないけど、良くもない」というニュアンスで使われることが多いです。
日本では”so-so”「まあまあ」が人気ですが…
こんな状況で日本人学習者からよく聞く表現が、”so-so”です。
“so-so”を「まあまあ、良くも悪くもない」という意味で使う人が多いようです。
じつはネイティブスピーカーはまさにこんな状況で”okay”を使っているのです。
(逆に、”so-so”はあまり使われません。)
よく聞く不自然な返答”Okay!”
Are you okay?
Okay!
はあまり自然な返事ではありません。
Are you okay?
Yeah. I’m great.
Yeah. I’m okay.
Yeah. I’m fine.
No. I’m not okay. I’m really stressed out right now.
I was really sick last week, but I’m okay now.
普通に戻っただけ。
「週末どうだった?」という質問への返答はどうでしょうか。
例文を見てみましょう。
A: Did you have a good weekend?
B: Yeah. It was okay. We didn’t do anything exciting.
A: 週末楽しく過ごせた?
B: うん、それなりに。特別なことはしてないけどね。
こちらの”Okay”も、”How are you?”への回答と同じように、
「まあまあ」「悪くはない」といったニュアンスで使われています。
渋々返事をするときに”okay”が使われたりもします。
日本語では通常100%ポジティブな意味で使われますが、ネイティブスピーカーが”Okay”と言うときは、そんなに”オッケー!”ではないようです。
気をつけましょう!
例文は動画でも紹介しています!
今回出した例文は下の動画でも使っています。
- 発音、イントネーションの確認
- リスニングの練習
などに活用してみましょう!
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[…] アメリカ人が解説】Okayは本当に「オッケー!」なの? […]