Hey. How’s everybody doing? It’s Laura.
みんな元気かな?ローラです。
みんな元気かな?ローラです。
今日は、Twitter上で議論になっていた、「”until”はどの期間まで含むか?」ということについて説明したいと思います。
(こちらの記事公開後、個人ブログから英語スクールまで、いろいろなサイトでシェアしていただいています。それだけ”until”の意味、使い方に悩んでいる人が多いようですね💦)
後半は中級者以上向けの内容です。
“until A”の基本的な意味
私は正午まで(ずっと)テニスをしました。
このように”until A”は「Aまで」を表す前置詞でしたね。
ある時点まで何かが続いて起こっていた
という意味で使われます。
「正午」のように短い期間(正午は一瞬です)がAに入ると特に問題のない”until”ですが、
時間、期間に幅のある、
- 「金曜日まで」(金曜は24時間)
- 「昨日の夜まで」(夜は数時間)
- 「2012年まで」(1年間)
- 「高校生まで」(3年間)
が”until A”のAに入る時はどうなるでしょうか?
指定する期限が長い時の”until”はどこまでを含むの?
さっそく、例文を見ていきましょう!
The cafe was open until Friday.
そのカフェは金曜日まで開いていた。(金曜は含まれる)
The cafe was open until Friday.
これは、「金曜のある時点まで店が開いている」ことを説明しています。
そして、店の営業時間は一般的には毎日同じ時間です。
なので、通常は「金曜の営業時間通り、閉店まで開いていた」と理解されます。
一方で、
I had to study for the test until last night.
テストのために昨晩まで勉強しなくてはならなかった。(昨日の夜も勉強した)
こちらの例文ですが、(お店の営業時間のように)いつまでかははっきりわかりませんが昨晩のある時点まで学習が続いています。
図のように、「昨晩の」中頃かもしれませんし、夜から朝に変わる直前まで勉強していたかもしれませんね。
このように、”until A”のAに入る期間が長いと、状況によりいつまでかを推測することになります。
否定文の“until”はどこまでを含むの?
では否定文になると何か変わるでしょうか?
The cafe wasn’t open until Friday.
そのカフェは木曜まで開いていなかった。(金曜には開いた)
図のように、金曜は含まれず、金曜にはカフェが営業しています。
肯定文の時には営業時間などが関係していましたが、否定文の場合”until A”はAを含まないんですね。
もう一つ例を出します。
I didn’t have to call my mom until last night.
昨日の夜まで母に電話する必要はなかった。(昨日の夜は含まれない。)
夜に母親に電話をする必要性が出た。それまでは、電話をする必要がなかった。(夜は含まれない)
ということですね。
このように、否定文では”until A”のAが指定する期間は通常含みません。
意外な意味1 含まれる期間が変わる例外:unavailability
(中上級者向けの内容です!初心者の方は読み飛ばしても大丈夫です!)
紛らわしいのが、肯定文で”until”が使われる時でも、話し手が「利用できないか、自由がない、手が空いていない」など“unavailability”について話す時、”until A”のAを含まなくなります。
ちょっとわかりづらいので、具体的な例を見てみましょう。
最初に出した例、
The cafe was open until Friday.
そのカフェは金曜日まで開いていた。
では、図のように金曜もカフェの開店日に含まれていました。
しかし、closeを使って「利用できない期間」について話す時は、
The cafe will be closed until Friday.
そのカフェは木曜一杯閉まっている。(金曜は閉店期間に含まれず、金曜から営業)
なんと金曜日が含まれないのです。
先ほど紹介した例文(The cafe was open until Friday.)の否定文を見てみると、
The cafe wasn’t open until Friday.
そのカフェは木曜まで閉まっていた。(金曜は含まれない。金曜は営業している。)
そうですね、”until A”の文の否定文は、Aを含まなかったんでしたね。
closedを使った文と同様に、until 以降の期日(期間)が含まれていませんね。
もう一つ例を挙げてみます。
肯定文ですが、このように”until A”のAの部分を含まなくなってしまいました。
このcloseやunavailableのように、
話し手が「利用できない、自由がない、手が空いていない」など“unavailability”について話す時は”until A”のAという期間を含まず、通常のuntilを使った肯定文と含まれる期間が異なります。
ややこしいですね…(ただ、ネイティブスピーカーは自然と理解しています)
次は話が変わって例外2 「until AのAの期間がもっと長くなった時」について説明します。
コメント
[…] 参考 until【〜まで】はいつまでを含むの?? […]
[…] でもManami先生が調べてくれてそうとは言えないことがわかりました。まず先生はこちらのサイトを紹介してくれました。https://sendai-eigo.com/nagamachi-eikaiwa/until/ここに詳しい説明があります。 […]
[…] 参考 until【〜まで】はいつまでを含むの?? […]