Hey. How’s everybody doing? It’s Laura.
みんな元気かな?ローラです。
おなじみの「好きではない」という感情を表現します。英語圏では日本語と表現の仕方に少し違いがあります。
英語圏では、好き嫌いは比較的はっきりといいます。
しかし、相手が好きなものを「私は好きではないんだ」というときは、やっぱり英語でも相手の気分を害さないように気を使うんですね。
そんな表現を紹介していきます!
それ好きじゃないな – I don’t like it.
最初に思いつくのは
“I don’t like it.”
だと思いますが、使い方によっては、キツく聞こえてしまうことも多い表現なんですね。
相手に誤解されないためにも、失礼に聞こえてしまう場面と使っても大丈夫な場面を理解しておきましょう。
I don’t like ~ を使った失礼な言い方
①人の服装に対して
Is that a new jacket? I don’t like it. それ新しいジャケット?私は好きじゃないな。
②人のものに対して
I don’t like your car. 私、あなたの車好きじゃないんだよね。
③作ってくれた食べ物に対して例えば、友達があなたのために作ってくれたケーキを出してくれたときに
I don’t like it. 私、ケーキ好きじゃないんだ。
どの言い方も
「なんて失礼なの…!」と思ってしまいますよね。
「あなたの○○」のように
相手の特定のものには「好きじゃない」と言わないようにしましょう。
使っても大丈夫な場面
次に使っても大丈夫な場面を紹介します。
①一般的な服装の話
I don’t like biker boots. They’re not my style. バイカーブーツは好きじゃないの、私の好みじゃないから。
▼ダメな言い方
❌ I don’t like your biker boots. あなたのバイカーブーツ好きじゃないの。
比較するとよりわかりやすいですね。
②一般的なもの
I don’t like big cars. I prefer small cars. 大きい車は好きじゃない。小さい車のほうがいいな。
③相手の好きなもの/好きな食べ物
「相手の好きなもの/好きな食べ物」について「好きじゃない」
という自分の意見をはっきり言うことも可能です。
(多分ここが日本語での会話と大きく違うところだと感じます。)
I don’t like horror movies. They’re too scary. ホラー映画好きじゃないんだ、怖すぎて。
I went camping once. I didn’t like it. 一度だけキャンプに行ったんだけど、好きじゃなかったな。
A: I love Starbucks coffee, don’t you? B: No, I don’t like it. I prefer McDonald, actually. A: 私スターバックスが大好き、あなたも? B: いや、好きじゃないよ。実はマクドナルドのほうがいいんだよね。
相手の好きなものには「I don’t like…」を使って大丈夫!と説明しましたが、
相手の「趣味」について言う場合は注意が必要です!
例えば、釣りが趣味の友達に
I don’t like fishing. It’s boring! 釣りって好きじゃないんだ、つまらないし!
趣味は誰にとってもとても特別なものですね。
なので、このように直接的に伝えてしまうと、相手を傷つけてしまうかもしれません。
もう少し言葉を柔らかく変えて伝えましょう!
⭕️ I don’t really like fishing. It’s kind of boring for me. 釣りはそんなに好きじゃないんだ、私にはちょっと退屈で。
- don’t really like it そんなに好きじゃない
- kind of ちょっと
▲どちらも控えめで遠回しに伝えることができます。
アメリカ人は比較的自分の考えをはっきりと伝えることが多いのですが、
「好きじゃない」ことをはっきり言うと相手の気分が悪くなることも多いので、あまり直接的な表現を避けることも多いです。
追加の例文
ぜひ声に出して読んで、状況を想像して、「I don’t like…」を使う時の感覚をつかみましょう!
A: I love the Packers. What’s your favorite football team?
B: I don’t like football. I like baseball though. Big Yankees fan here.
A: Did you read the new Murakami book?
B: No. I don’t like Murakami. I read one of his books, but I didn’t get it. Too weird for me.
A: Do you want to try that new Indian restaurant?
B: No, I don’t like Indian food. How about Chinese?
A: Starbucks has the best coffee.
B: I don’t really like Starbucks. Actually, I prefer McDonald’s coffee.
相手にやんわりと「好きではない」ことを伝えるためには他にどんな表現を使えば良いでしょうか?
次のページでは、やんわり「好きじゃない」を伝える表現を3つご紹介します。
やんわりと「好きではない」ことを伝える表現
・I’m not really into…
一つ目は”I’m not really into…”という表現です。
I’m into…で「…にはまっている。のめり込んでいる」という意味ですね。
この否定文で、「そんなに好きではないかな」という意味合いになります。
I'm not really into sports. そんなにスポーツが好きではない。 I'm not really into horror. そんなにホラー(映画、本など)が好きではない。 I'm not really into movies. そんなに映画が好きではない。
・I don’t care for …
I care for という肯定文だと、「私は…を気にかけます」という意味でしたね。
I care for you. あなたのことを気にかけています。
否定文だと、「気にしない → 特に好きなものではない」という意味で使われます。
I don't care for tomatoes. トマトが好きではない。
この表現は本当によく使われますので、必ず覚えましょう!
また、reallyやmuchを入れることで、「好きじゃない」の強さを
「そんなに好きじゃない」
のように、弱めることができます。
I don't really care for teamsports. そんなにチームスポーツは好きではない。 I don't care much for wine. I prefer beer. そんなにワインは好きではない。ビールの方が好きです。
ちなみにこの"I don't care for..."ですが、【for】をなくすと、 "I don't care." どうでもいいです。 という意味になります。 「これどうかな?」と聞かれて、その返事で「なんでも気にしないよ!」と言いたくて、 "I don't care."と言ってしまう方が時々います。 かなりキツイ「そんなのどうでもいいよ」という風に伝わってしまうので気を付けましょう!
・I’m not big on …
最後の表現です。
こちらはあまり聞いたことがない人もいるかもしれませんが、ネイティブの会話ではよく出てきます。
以前Tweetでも紹介しました!
I'm not big on spicy food. そんなに辛い食べ物が好きではない。 I'm not big on shopping. そんなに買い物が好きではない。 I'm not big on reality TV. そんなにリアリティ番組が好きではない。
英語では日本語を話すときより「好き嫌い」をはっきりいう傾向がありますが、それでもあまり強くなりすぎないように、上に紹介したような表現が好まれます。
例文は動画でも紹介しています!
今回出した例文は下の動画でも使っています。
- 発音、イントネーションの確認
- リスニングの練習
などに活用してみましょう!
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